降りてきた意味

音楽や芸術ほか

絵画から受取る昔の日常〈台湾〉

京都北山の、陶板の屋外美術館に行きました。

ちゃんとした感想は、他の方の文のほうが、

ずっと参考になると思います(笑)

 

建築、自然(水、空)、陶板画の三位一体。

 

<建築>

安藤忠雄さん建築のコンクリート

周りを覆う事で、空しか見えない。

制限する事で逆に広がりを感じました。

 

<陶板画>

絵画は全部素晴らしいのは、言うまでもありません。

 

ミケランジェロ最後の審判

実物より大きい?ので

迫力満点!

下の方・審判で落選した人たち?は

ドロドロして、怖くて直視できませんでした(笑)

 

 

ーレオナルド・ダヴィンチ/最後の晩餐ー

これも大きいです。

開館すぐに入場し、誰もいなかったので、

貸切みたいで対峙できます。

水の塩素で目がショボショボしたので、フワッと見ました(笑)

それが大丈夫なら、堪能できます。

虫やカビ?防止です。受け入れる案件です。

 

 ー日本画/実在や架空の動物などー

西洋画は絵の具の重ね塗りで修正出来るけど、

日本画水墨画などは修正できず、

一筆(ひとふで)書きみたいなものなので、

写真ない時代で、

あの躍動感・動きの瞬間を、とらえ描く才は、

見事なものだと感動します。

 

 

ー台湾/屏風絵?日常風景ー

私が一番見入ったのは、意外にも日本画と、

この絵です。

屏風絵?巻物?なので、

中の人物たちの様子をじっくり見てるうち、

楽しくなり、絵の中に入り込み、面白くて、

当時の台湾にタイムスリップして来ました(笑)

気付けば1時間以上経ってました!

 

今とは比べ物にならないほど不便だろうに、

そこに居る人達は、すごく楽しそうで、

大道芸や観客、

洗濯物を木に干したり、

木の上で休憩したり

皆で綱引きして船引っ張ったり、

両天秤を背負った商人たちが、楽しそうに世間話してたり・・

橋の上に小さい露店ズラーッと出してて、

各自が小さい商売して、

「昔だから大変で気の毒」という様子が全くなく、

当時生きてたら、それはそれで本当に幸せで

楽しかったんだろな。って思わせてくれる絵でした。

日本の江戸時代にも似てそう?かも・・

 

すごく幸せをもらった感じです。

 

感性は人それぞれなので、何とも言えませんが、私は

「来て(観て)良かった♪」

と思いました。

 

ちなみに、

虫除けは、された方が良いと思います(笑)